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セットアップルーティンの言葉の意味は、
セットアップは、
「 目標とボールに対して正しく構える動作 」
ルーティンは「 決まった手順 、お決まりの所作 」
などの意味です。
今回はセットアップルーティンの手順について解説いたします。
セットアップルーチンとは、
いつも同じ動作をすることで
大事なショットや緊張する場面での
ショットをいつも通りの気持ち、
精神状態で打てるように同じ手順でボールに対して
正しくアドレスするまでの動作の事です。
もちろん目標に正しく向いて打つ
重要な動作でもあります。
< 手 順 >
①クラブを手で持って飛球線後方に立ち、
ターゲットとボールを結んだライン上に
何か目印となるものを見つける。
② その目印とボールを結んだ線に、
クラブのリーディングエッジを直角にセットし
クラブヘッドを飛球線後方に置く。
この時、グリップエンドと体との距離を覚えておけば、
常にボールから同じ距離に立つことができます。
7IRON :両つま先を結んだラインから
50㎝前後⇒以下1クラブで
ボール半分(約2cm)
ドライバー:88cm前後
体の回転スピードにより変わります。
③リーディングエッジのラインの延長線上に
右足内側が沿うように置く。
④ 右足と平行な場所に左足の位置を決める。
このときの左足を開く幅によって
ボールの位置が左寄りか
右足寄りかが決まる。
⑤位置の決まった左足を基準に
肩幅ぐらいの場所に右足の位置を決める。
⑥左手のグリップを決める
⑦右手のグリップを決める
⑧アドレスが完成したら目標を見たときの
左肩の見え方をチェックする。
目標を見たときに、視野に左肩が見えすぎると
右を向いています。
あまり見えないと左を向いています。
正しく構えが出来た時の
左肩の見え方を覚えてください。
(左肩の見え方に個人差は多少あると思います。)
目標に対して左肩がどう見えるかを、
ルーティンの最終のチェックポイントにしてください。
<アライメントの管理>
②のフェースセットでフェース向きを管理します。
③の右足ポジション姿勢で飛球線と
クラブシャフトの直角を管理します。
④の左足ポジションで飛球線と
平行のスタンスを確認します。
<所要時間>
ボールの後方に立って目標と
ボールの間にスパット(目印)を見つけてから
セットルーチンを完遂し打ち終わるまで
合計17秒以内を目標に練習してください。
<セットアップルーチンを行うタイミング>
ショットに必要な思考(ショットのイメージなど)
を行った後です。
日頃からこの切り替えの練習をしておく必要があります。