フルスイング

(背筋が伸びたフィニッシュ姿勢をつくります。)

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今回は、プログラムのフルスイングについて解説いたします。

 

今まで解説してきました8-4スイング,9-3スイング、L字スイング、コの字スイングの動きに、フィニッシュ姿勢を作る動きを加えることでフルスイングを作ります。

<フルスイングの動き>

フルスイングのトップオブスイングは、コの字スイングと同じです。フルスイングのフィニッシュの姿勢は、クラブを肩に担ぐ肘のたたみ動作に、体を最大限に回転させる回転量の80%まで体を回転させる動きが合成されてつくられます。また、下半身の動きは9-3スイングの動きです。

フルスイングの腕の動きは、コの字のフィニッシュから肘をたたんでクラブを左肩に担ぎます。このとき、左腕とシャフトで三角形を作るようにしますがヒジが外側に向かないように注意しましょう。 (左の親指が右手の平の生命線の部分と離れる動きも肘が外側を向く動きになりますので注意!!!)

そして、その三角形を作る腕の動きに体の回転を合成させてフィニッシュを完成させます。

<注意点>

バックスイングの体の回転は、L字スイングでターゲットラインに対し正しく90度回転できていれば、十分に体幹部が捻転されていますので、それ以上回転させる必要はありません。また、それ以上回すと上体が反ってしまう動きになりますので注意しましょう。リフトアップ動作を行うことが、その動きを防ぐ動作でもあるのです。