フルスイング その3

 

いつもご覧いただきありがとうございます。

フルスイングの詳細です。

それでは、アドレスからフィニッシュまでの

動きの流れを写真で見てみます。

アドレス

8時の位置

腕と上半身が一体化された回転。

クラブヘッドは体の正面。

この位置から

コッキング動作がはじまりますので

実際のスイングでは9時の位置は通りません。

 

L字の位置

(体の回転は終了しコッキングも終了。

ここから腕だけの動きのリフトアップ、

右前腕と手首の主導でコの字を作ります。

 

 

コの字の位置(トップオブスイング)

上腕でクラブを上げようとする動きは

上体が反ってしまうので注意しましょう。

 

ダウンスイング L字の位置

左脚への重心移動と同時に

体の回転と腕の動きが始まります。

ダウンスイングに入るとほぼ同時に、

上半身は左に移動する動きをしますが、

この動きに合わせて腰が回転するので、

実際のスイングでは

この瞬間を見ることはありません。

腰はその場回転なので

上半身が左移動するだけで

左脚への移動しながらの

回転動作は完成します。

クラブを引き下ろす腕の動きは

左腕が主導です。

 

スイングダウン 9時の位置

上腕はアドレス時の位置に戻り、

左肘は伸びて右肘は若干曲がっています。

実際の9-3スイングの形は少し異なります。

(9-3スイングは

体のターン動作のスイングです。)

 

インパクト

下半身が上半身より少し先行し、

左脚の重心はやや踵寄り。

 

4時の位置

インパクトで曲がっていた右肘は、

回転の勢い(遠心力)で延ばされ、

左肘が少し曲がりはじめる。

3時の位置

右踵が上がり上体は目標方向へ正対する。

実際のスイングでは、

インパクト後すぐのおおよそ4時の位置から

フォローコック動作が入りますので

この位置は通りません。

 

L字の位置(フォロー側)

すでにインパクト後の顔の向きは

目標方向に動いています。

インパクトから頭が左脚の上に移動しないと、

うまく腕を動かすことができず

L字が作れません。

 

 

コの字(フォロー側)

右前腕と右手首が主導で

クラブをリフトアップする。

上腕でクラブを上げる動きをしますと

上体が反りクラブを担げませんので

フィニッシュフォームを

作りずらくなりますので注意しましょう。

 

三角スイング

クラブを左肩に担ぎ三角形を作る。

スイング中の腕の最終の動き。

 

フィニッシュ

三角形を作りながら、

体を可能なところまで回転させる。

クラブを担ぐ勢いと体を回転させる動きが

合成される感じです。

 

ダウンスイングは、

左腕主導でクラブを引き下ろしながら

上半身が左脚の上に移動し

それと同時に下半身が回転、

そこから下半身の動きの

勢いに引っ張られることで

上半身が回転を始めます。

 

では、以上の流れを

少しスローに打ったフルスイングを動画で。

参考にして頂けたら幸いです。