リスク

 

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

最近は寒さが一段と強くなって

ラウンドが厳しい季節ですが

皆様いかがお過ごしでしょうか?

 

今回はゴルフにおける

リスク

 

について私の考えを

少しお話したいと思います。

 

ショットにおけるリスクは

いろいろですが、

ティーショットとセカンドショットの

リスク配分をどのようにしたらよいかを

ラウンド中に私は良く考えます。

 

例えば距離が比較的短い

370~380Yの

ミドルホールでピンは

優しいグリーンセンターに

カップが切ってあるホール。

フェアウェイの230Y地点に

小川が横切っていると仮定します。

その小川は、キャリーで

240Yのティーショットで

超すことができれば

残りのセカンドは

グリーンのセンターまで120Y

ウェッジで

ピンを狙うことが容易です。

 

また、手前に刻む

小川に入らない確実な

220Yのティーショットですと

150~60Yのセカンドが残り

7番から8番あたりのミドルアイアンの

ショットになります。

 

この場合、

リスクをティショットに置くべきか

セカンドショットに置くべきかを

その日の自分のコンディション

ピンポジション、風向きなど

様々な要素を含めて考えます。

 

当然、セカンドの距離が短い方が

パーオン率が高くなりますから

ドライバーで打ちたいところですが、

そこまでの調子が悪かったり

風向きが向かい風など

条件が難しくなると

やはり最悪のケースを考え、

確実に小川の手前に刻む

つまり少しセカンドの距離が残っても

安全に攻めることを選択します。

 

逆に、その日のドライバーの調子がよく

追い風の場合は、

小川を越す

少しリスキーなティショットを

選択する場合もあります。

 

このケースの場合の

自分の正解のマネジメントは、

手前に刻む方法と考えます。

 

なぜかは、

手前に刻んでも

ミドルアイアンでセカンドが打てるので

比較的グリーンを

とらえることは容易ですから

まず小川に入れるリスクを冒してまで

ティーショットする必要がない

と考えるからです。

 

例えば、手前に刻むと

セカンドショットの距離が長くなる

(200Yぐらい)

場合は、少し考えが変わってきます。

多少ティーショットで

リスクを背負ってショットし

セカンドショットを

楽にグリーンを狙える位置まで運ぶことも

選択肢の一つになります。

 

正解はないのですが、

ここでとても重要なのが

そのホールを攻略する場合

どのようなリスク

(自分の調子、コースの難易度、

風向き、ピンの位置やその他)

があるかを把握し、

総合的に考え

一番確実なショットを

選択すること

それを決定する心と

決めたことを実行する

ゆるぎないスイングです。

 

ゴルフはあくまでも

上がってなんぼなんですが、

手前に刻むショットも

越えるショットも

いずれも勇気のいることです。

 

上手くいく場合もありますし

悪い結果になる場合もあります。

 

難しいことですが

総合的に考えることを

普段のラウンドから心がけることで

予期しない事態を避けることができる

自分独自のリスクマネジメントを

確立していくことが

ベストスコアに向けての

一つの方法かと思います。