スピン量と打ち出し角

 

いつもご覧いただきありがとうございます。

 

スピン量

 

スピン量はインパクト後の

ボールが回転する量のこと。

 

打ち出された瞬間にボールが縦方向に、

打ち出された方向と反対方向に

回転します。(バックスピン)

これは飛ぶ高さと飛距離に大きな影響があります。

バックスピンが多いほど揚力(ボールを上げる力の方向)

が得られ高さが出るのです。

 

 

ボールを打ち出す角度も重要です。

 

打ち出し角

 

ボールが打ち出される角度のこと。

 

クラブには飛距離に差をつけるため

狙った距離に打ち分けるために

フェースには角度(ロフト)がついてます。

ロフトによってボールの打ち出す角度が

変わり飛距離を打ち分けます。

 

当然打ち出しの角度が

高くなりすぎても

ボール遠くに飛びませんし

低くすぎても

やはり飛距離が出ません。

 

 

 

 

 

少し難しいお話になりますが

ボールの飛距離には

これ以外の要素もたくさん

含まれます。

 

 

今お話ししました

クラブスペックに

(シャフトの硬度、しなり位置=キックポイント、

フェースの形状や素材、反発係数、

ボールのコアの硬度、カバーの素材や特性、

ディンプルの数や形状)

 

クラブを動かす要因の

スイング軌道、

クラブヘッドの入射角

(ボールに対してクラブヘッドの当たる角度)

フェースの向き、

(飛球線に対し開いているか閉じているか)

ヘッドスピードなどです。

以上のようなさまざまな要素が

最適になった時に

最大の飛距離が得られるのですね。

 

話が複雑になりましたので

戻しますね。

 

もう一度

飛ばしの3要素。

 

ボール初速

スピン量

打ち出し角

 

でしたね。

 

ボール初速は早いほど良いのですが、

スピン量と打ち出し角は適正な数字が必要なんです。

 

分かりやすく簡単に。

ボールの打ち出された角度が

高くスピン量も多いと

高く上がりすぎて飛距離が出ません。

その逆は、打ち出し角度が低く

スピン量が少ない場合

高さが出ないためこれも飛距離が出ないんですね。

 

ボール初速とは違い

多ければよいものではないんです。

しかし、

少ないのも飛距離が出ないんですね。

なんだか難しい。

 

当然、いろんなすべての要素が

関係していますので一概に

何が正しいかと

答えを出すのは難しいのですが、

インパクト時のロフト角

ヘッドスピード

ミート率

ヘッドの入射角

はスイングによって変化しますので

 

適正な

角度 速度

 

が必要であること。

そして

再現性の高い

同じスイングをできるようになること

 

が重要になるのです。

 

 

 

現在のツアープロの

ドライバーの数値を例に見ますと、

ボール回転数(スピン量)が

2200回転/分

打ち出し角

12度ぐらいが

最適値といわれています。

 

クラブによって

適正な数値があります。

 

 

最近は弾道計測器で

打ったボールをレーダーで探知し

いろんな計測データーを

調べることができるようになりました。

皆さんはトーナメント中継で

 

トラックマン

トップトレーサー

 

などを耳にしたこともあるかと思います。

 

ここ最近では

練習場の打席に設置されているところもあり

だれでも利用できますし

スマホのアプリでそのデータを取り込み

実際の自分がどのようなボールを打っているのか

手軽に知ることができます。

 

それらを利用し

自分がまずどのような弾道を

打っているかを調べることで

再現性の高いスイングを

身に付ける手段の一つになることは

間違いないと思います。