下半身の動き②

いつもご覧いただきありがとうございます。

前回に続いて今度は後方からの動画です。

皆様にお尻を向けての動画で失礼いたします。

今回は下半身だけでなく上半身の動きと一緒に撮影しました。

上半身と下半身の連動した動きが確認できると思います。

<アドレス~トップオブスイングまで>

 

スイングの始動は上半身の背中側の意識。

左肩から始動しましょう。

(右肩を後方に引く動きの始動は、左肩の入りが悪くなるためあまり好ましくありません)

下半身はまだ動きません。

手や腕だけのバックスイングはダメです。

捻転差が発生し上半身が

ターゲットラインに対し

約30度ほどバックスイング方向に

回転したあたりから下半身が動き始めます。

これは回転に個人差はありますが、

捻転差が大きくなるにつれて

上半身だけでの回転では、

しっかり左肩を右脚の上に移動できない為、

捻転差を保ちながら下半身を

必要最低限動かすことで、

腰は約60度

バックスイング方向に回転させます。

この時の下半身の動きは、

左膝は斜め前に動かしながら

右腰は左脚踵方向に動かします。

この動きが非常に重要です。

後方からのこの動きは右腰が

アドレス時の位置より

左側に移動しているのがわかります。

(その場回転)

この時の足裏の重心は、

アドレス時は両足とも

土踏まずやや爪先寄りの母指球にあり、

テークバックからバックスイングそして

トップオブスイングにかけて

左脚つま先寄り、

右脚踵寄り重心に移動していきます。

トップオブポジション時の重心配分は、

前傾した上半身が右脚の上に移動してくるため

理想は右脚が6割、左4割です。

左膝を大きく曲げすぎて重心が

左脚に多く乗ってしまうと

左肩が右脚の上まで移動できず、

左肩が左脚の上にあり、

上体が反って右腰がバックスイング方向に

出っ張り左サイドが必要以上に下がり

捻転も浅くなるためインパクトで

腕の通り道がなく詰まってしまい、

右脚に重心を戻してしまう動き

(リバースピボット)

になるので注意しましょう。

トップオブスイング時の体の状態は

ターゲットラインに対し

両肩を結んだ線は90度

腰は60度、両膝を結んだ線は45度

回転した状態になっています。

(次回はトップ~ダウンスイングを解説します。)