成功体験を記憶する②

 

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前回の続き。

 

全日本パブリックアマチュアゴルフ選手権決勝初日

朝の出だしNO.1ホールのティーショット

ドライバーで打ったショットは

右へスライスしてOB。

右へのOBを嫌い打ち直しは

左へのひっかけでOBぎりぎり。

結局ダブルボギー。

次のホールのティーショットも

右へのOBを怖がり

ひっかけて左のつま先下がりに深いラフへ。

気が付くと負の連鎖が始まり

大崩れのスコアで予選通過ならず。

 

この日を境に競技での

ドライバーのティーショットに自信が持てず

2年間ドライバーのショットの

苦しいスランプに陥ってしまいました。

 

これは自分の実際の体験談で、

スランプに入ってしまったのは

この失敗を反省するつもりが、

ミスをした自分を責めて

その失敗を忘れないよう脳に記憶して

何回も思い出してしまうことが

原因となってしまったのです。

 

忘れなければいけない失敗した経験を

頭の中に深く刻み込んで

心で増やしていってしまったのです。

 

このようにネガティブな気持ちや経験の

受け止め方や処理する方法を

間違えないようにすることが

とても重要なのです。

 

ミスショットや失敗した体験はすぐに忘れ

ナイスショットや成功した体験を大切にして

それをすべて記憶することが重要です。

そしてさらにそれを蓄積して

いつでも思い出せるようにすることが

自信につながるのです。

 

上級者やプロはショット前に

過去のナイスショットや成功体験が

脳から引き出され

良いイメージで

ショットに臨むことができるのです。

 

どんなレベルのゴルファーでも

このように過去のナイスショットや

上手いったときの成功体験を蓄積し

ラウンド中はショット前に

その記憶を思い出して

頭に再生しながらラウンドすることが

良い結果につながるようになるのです。

 

有名なプロゴルファーでさえ

トーナメントの大事な場面での

1打のミスショットで根こそぎ自信を奪われ

トーナメントの舞台から消えてしまうことは

良くある話です。

 

皆さんもミスショットはさっさっと忘れて

今までのナイスショットを

詳細に話せるくらい

鮮明に頭に記憶して

ラウンドはショットする前に

良いショットの記憶を

頭から引き出して良いイメージで

スイングできるように

普段から訓練するようにしましょう。

 

ミスショットの心配は不要です。

ナイスショットは

ナイスショットのイメージが浮かばなければ

打つことは難しいのです。