いつもご覧いただきありがとうございます。
（月、水、日 担当）
（火、金 担当）
（土曜日 担当）
横山です。
今回は
トップオブポジション
についてです。
トップオブスイングとも言います。
バックスイングのちょうど頂上
てっぺんですね。
最近レッスンをしていて
正しいバックスイングが行えた場合
トップオブポジション時に
体や腕がどのような位置や
状態になっているかを
生徒さんに聞いてみると予想以上に
それぞれ違った認識をされている方が
多く見受けられました。
そこで今回から体を部分的に分けて
解説をしていきたいと思います。
まずはトップオブポジションの
グリップと腕について。
ターゲットラインの後方から見たときに
〇グリップ（グリップエンド）が
くるぶしと土踏まずの
間に位置します。
今回はマスク着用で撮影しました。
レッスン時はマスク着用に
ご協力お願いします。
腕や手だけのテークバックから
バックスイングを行うと
体の正面からグリップの位置が外れ
背中側に上がり、低いトップになり
ダウンスイングで腕が
おろしづらくなります。
トップショットも出やすくなります。
上半身の回転が不十分で腕だけを上げると
土踏まずよりボール側になり
クラブヘッドがターゲットラインより外から
入りやすくカット軌道
（アウトサイドイン）になり
左に飛びやすくなります。
〇左右の肘の間隔は
ほぼアドレス時と変わりません。
右肘が開くと
アウトサイドからのダウンスイングとなり
クラブが必要以上に立っておりやすく
クラブフェースが閉じ
ボールは右に飛びやすくなり
左肘が開くとクラブが寝て
インサイドからのダウンになり
フェースが開きボールが
右に飛びやすくなります。
いずれの動きも
アドレス時の肘の位置から
離れる動きになりますので
正しいインパクトになりませんので
肘が開かないよう
軽く絞るように注意しましょう。
〇右前腕の角度は前傾角度と同じです。
正しいポジションからの
肘のたたみをおこない
リフトアップをすれば
前傾角と同じになります。
右肘をたたまないと背中側や
ターゲットライン寄りにあげていると
同じになりません。
腕や手だけのバックスイングによる
上半身の回転不足もその原因になります。
クラブをアップライトに上げようとして
クラブがボール側に倒れたり
フラットに上げようと意図的に
背中側に倒しながらクラブを上げる動作も
その原因になります。
〇左手の甲の角度は伸びず少し角度がついてます。
正しい方向にコッキングが出来ていれば
トップでは少し左手甲側に
角度がついているはずです。
手のひら側に手首を折りますと
シャット（閉じる）になり
ボールは左に飛びやすく
左手甲側に大きく角度がついていますと
オープン（開く)フェースになり
ボールは右に飛びやすくなりますので
注意しましょう。
今度はアドレス正面から見た場合
〇グリップは頭の位置を越えません。
コの字スイングのトップは
L字の位置から惰性で行われ
シャフトと前腕、上腕で
カタカナのコの字の形になります。
〇左肘は軽く曲がります。
トップオブスイングのクラブの動きは
バックスイングでは
主に右腕主導で行われますが
左腕を伸ばした
バックスイングをしようとしたり
左腕だけでクラブを上げたりするのは
スムースなダウンスイングがしずらく
右腕のダウンスイングなりやすいので
注意しましょう。
左腕主導のダウンスイングを行うには
トップで左腕が程よく曲がり
力みのない状態を
作るようにしましょう。
このように見ていきますと体は
すべてつながっていますので
一つの動きが様々な形で
スイングに影響が出てしまうことが
お分かりになると思います。
これを自分でチェックして
スイングを作ることは大変ですので
プロのレッスンをうけながら
修正していくことが重要です。
個人差は多少ありますので
少しのずれはあると思いますが
正しい動きができていれば
おおよそこのポジションになっているものと
考えてください。
では今回はここまで。
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横山でした。